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ロケットストーブとスローベーカー

アダムさんの展覧会が今日から始まった。
ロケットストーブを夫が初めて作ったのが9年前。
そしてアダムさんにロケットストーブで調理できるような調理器具を陶器で作れたりするかな~と相談したのはいつだっただろうか? ロケットストーブはもともとアメリカのNGOが難民キャンプなどで使用できるストーブとして開発したもの。少ない燃料で、現地にある土などで作れるストーブでクッキングストーブとしてもつかえ暖もとれ、そして難民キャンプなどで子供たちにも煙の害がでないように開発されたものだ。マゼコゼにあるアダムさんのスローベーカーという調理器具。これはアダムさんが作ったスローベーカーのなかでもかなり初期のもの。ロケットストーブの上でずっと置かれているスローベーカー。よく『空炊きして割れたりしないんですか?』と聞かれるけど、もう何年もストーブの上に置いているけど割れない。スローベーカーという名前は、ゆっくりゆっくり時間をかけて料理する調理器具という意味からきていて、別名はクレイベーカー。土でできているからクレイベーカー。ロケットストーブもアダムさんが作る調理器具もどちらも土からできていて、その土の蓄熱がキーポイント。土はあたりまえだけどゆっくり温まり,冷めにくい。そしてこの時間は今の世の中の動きとはまったく逆。ゆっくりゆっくり。じんわりじんわり。ちょっと時計の針をちくたくちくたくからちーくたーくちーくたーくと遅らせる。
そして、これがあるから自分は今バランスを保てているんだなとスローベーカーで焼き芋をつくりながら毎年考える。最高温度が氷点下になるこの時期の長野。このロケットストーブとスローベーカーは時計の針をくるわせる。
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by cafe_mazekoze | 2018-01-11 23:20 | Artなこと | Comments(0)