四辻藍美さんのアイヌ刺繍展「一本の縄から始まる2017・秋」が始まった。
今回の四辻藍美さんのアイヌ刺繍の展示は、いままでとまたちょっと違う感じがする展示となった。毎年夫が展示は担当していたのだが今年は私が担当したというのもあるのかもしれないけれど、新作が藍美さんも初めて刺繍してみたという生地・毛羽(ケバ)に刺繍したものが展示されていることが今までとまた違った雰囲気を醸し出すことになったのは間違い無いと思う。 繭玉から採取する毛羽(ケバ)でつくられた生地は一瞬和紙かと思うけれど、藍美さん曰く、その手触りや針の通り具合とか全然違うとのこと。そしてこの生地は動物性なのである。 そんな話を聞きながら作品をみていると、作品に施された刺繍の一本一本の糸が有機的に動き出しそうな気がして、こちらもちょっとドキドキ、ワクワクしてくる。そして何かを発信しているような気がする。 わたしは四辻さんのアイヌ刺繍の前にたつと、ちょっと謙虚になれる自分がいて毎回すがすがしい気持ちになれる。これは、どうしてなのか?毎回いつも感じて、考えて、答えはでないけれど、ただただ心地よい気持ちにひたれる。 そんな四辻さんのアイヌ刺繍、ぜひ体感してもらえればと思います。 四辻藍美アイヌ刺繍展「一本の縄から始まる2017・秋」 11月2日〜30日 (11月10日、18日、19日、26日、27日 お休み) 11:00〜17:00 open ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
by cafe_mazekoze
| 2017-11-03 15:06
| Artなこと
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