この週末は黒姫の「はらっぱのーと」での夫のワークショップがあった。
循環型の生活がテーマのワークショップは、岩手の森と風のがっこうで夫も講師として何度かおこなっているが、長野では初めて。森と風の学校のHP まあるちゃん夫妻が運営している「はらっぱのーと」。 そのなかで、循環型の生活を築いていこうとしている二人。 そして、昨日参加してくださった方たちは、まあるちゃんたちを含め、夫や私と比べれば年齢はたぶん10歳ぐらい下のかたばかりなのだが、みんな生活というものについてちゃんと考えていて私なんぞは驚くばかり。 自分が30代のころは全くそんなことは考えてなくて、ただやみくもに働いてお金をえて、消費して、循環型の生活のかけらもなかった。本当になさけないというか、流されやすいと言うか、循環型の生活は、ほとんど考えたことがなかった。 そんなことだから、今そのつけがまわってきているのだろうと思うのだが、もうちょっと自分の生活について自分も考えてくればよかったと後悔することしきり。 東京に住んでいたこと。 当然、必要なお金も都会では多く、消費者と言う立場をひたすらとり、生産者にはまわらず30代をおくってきた。そんな生活がずっとつづいてきて、長野での生活が3年目となり、40代後半に入った私だが、こんな生活でいいのだろうか?と昨日はつくづく思った。 夫のワークショップにでて、こんなことを思うのも変かもしれないが、まあるちゃんたちが畑で作った野菜で食事をつくってくれたり、夫が作ったコンポストトイレのしくみや今後の活用の話や、水路の話や、すべてが循環するようなシステムを作る話などを夫がしているのを聞くと、自分自身が変わらないと、この先の生活はどんどん苦しくなっていくんだろうなと思うことしきり。 自分のことは、なかなか見えにくいものだと思うけれど、「はらっぱのーと」を通せば自分の生活を改めて客観的にみることができる。これからはその作業を自分なりにしていって、変わっていければと思った1日だった。まあるちゃん、企画してくれてありがとう。参加者の皆様もありがとうございました。 まあるちゃんの旦那ちゃまが作った屋台 最終的には軽トラにのる予定 めちゃくちゃかわいい! 薪割り 参加者の中には妊婦さんもいらっしゃいました 黒姫は霧で覆われることが多い 絵本『霧のなかのはりねずみ』を思い出した
by cafe_mazekoze
| 2011-09-11 22:58
| 出会ったコト・ヒト・モノ
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