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今年もお世話になりました!

今年1年は本当にあっという間だった。

カフェMazekozeを始めたのが去年の11月末だったので、まだ1年と1ヶ月しか経ってないのだけど、いろいろとカフェを通して見えてきたことも多く、来年からはどんなふうに運営していこうかとあれこれと考えをめぐらしています。

1年通して自分がずっと思ってきたことは、もうちょっとワークショップや展覧会にも力を入れていきたいということだったのは確か。しかし、カフェの運営を一人でやっていると、どうしてもそこまでたどり着けない。
来年からは少し形態を変えていこうかと今は思っているのだけど、時間が足りないということでいえばランチをなくして飲み物や軽食だけにするという形もありなのかな?と今は考えたりしています。

カフェの内容を変えることに関して詳細はまだ決断はしていないのですが、この休み中にじっくり考えたいと思っています。
ブログにこんなことを書くのは初めてですが、1年通して自分の中ではずっと模索してきて、やりたいことに少しでも近づけていきたいので、来年から少し形態が変えていくことが必要かと、そんなことを考えている今日この頃です。今年もたくさんのかたに大変お世話になり、本当にありがとうございました。来年ちょっと今までと形が違うMazekozeになっているかもしれませんが、これからもよろしくお願いします。
                                Mazekoze店主 小池つねこ
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↑ 来年カフェMazekozeは、こんな風になっているかもしませんが(笑)ロケットストーブのワークショップは1月中に開催する予定です。詳細はブログでお知らせします。
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by cafe_mazekoze | 2010-12-30 22:41 | 出会ったコト・ヒト・モノ | Comments(0)

年始の営業は1月5日から

今年もあと3日。
あまりにも早くて、すでについていけてない私。
いろんな方から「年始は?」と聞かれても、すでについていけてない私は「どうしましょうか?」といい加減な答え(すみません)でしたが、1月5日から営業することにしました。
しかしながら5日〰7日までは12時から6時までカフェのみの営業でランチはありません。そして、8日(土)はパティオ大門にて1月の蔵楽庭あそびBOOKRUが開催されますので私もそちらにて出店予定の為、カフェMazekozeは休業とさせていただきます。翌週からは通常通りの営業となります。
蔵楽庭遊びの今回のテーマは「本」。8日の10時から6時までのイベントとなります。みなさんぜひいらしてくださいね。

↓ 娘も私も休みになったとたん朝起きる時間が1時間遅れて7時になった。 
  1時間違うだけでずいぶん明るい。 今日も雪がちらほらの一日 。     
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by cafe_mazekoze | 2010-12-29 20:36 | お知らせ | Comments(0)

ロケットストーブの薪

昨日は年内のカフェ営業の最終日。
しかも、夫は仕事で朝5時には東京方面に向かったので、朝からロケットストーブの面倒をみるのは私。
娘の学校は昨日で終わりで1時半ごろには帰宅予定。カフェの仕事とロケットストーブと娘の相手、この3つをこなせるか?やや不安なまま娘を朝送りだしてからロケットストーブに火を入れた。

久しぶりに自分で火を入れるので、またしても初心に戻って深呼吸。しかし、なかなか火をおこすことができず、途中あきらめそうになるが、ロケットストーブをつけずに灯油のストーブだけで今日一日カフェ全体を暖めようと思えば灯油18L(1300円ぐらい?)は1日で使ってしまうので、やはりここで引き下がるわけにはいかない。そして、あきらめかけながらも、あせらず(ここがポイント!)、こわがらず(ここが重要ポイント!)空気の通り道も作りながら枝に火がつくようにやってみると、ちゃんと火をおこすことができる。
やっぱり、あせらず&こわがらず がポイントだなと、いつも思う。
カフェMazekozeのロケットストーブの燃料は薪。薪は親戚の山のおじさんのところから木を伐採させてもらい、いただいてくる。そして、薪わりをしてストーブ用の適度な大きさにする。
この薪のおかげでカフェMazekozeは冬の間営業できている。ほかの燃料を使っていたら、燃料代がかかりすぎて冬の間は休業としなくてはいけないかもしれないと思ってしまう。

そして、先日まで我が家に飾られていたクリスマスツリーは、今やあっという間にストーブの焚きつけとなっていて、モミの木が燃えるときの独特の香りが夜には家じゅうまっていた。
夜になると、今日も一日ご苦労さんとロケットストーブに言いたくなる自分は、もはやロケットストーブを普通の単なる道具とは考えられず、もうちょっと人間のような生き物に近いものである存在になりつつあるのが自分でも不思議だ。道具を超えた存在のロケットストーブ。
ちゃんと付き合っていきたいなと思う。


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by cafe_mazekoze | 2010-12-29 09:49 | ロケットストーブ | Comments(0)

ロケットの炎 

地球は温暖化傾向にある…と言われてはいても、今年も確実に冬はやってきました。
Cafeマゼコゼは、善光寺盆地の西側にあって標高約400M。ここから見えるもっとも高い山は2300M級の志賀の横手山や菅平の根子岳、それらの山はもちろん、善光寺盆地の周囲を囲む360度全ての山は真っ白、真冬の姿になりました。
東京の知り合いからは長野は雪が多くてたいへんでしょう?と聞かれるますが、最近では市街地で雪かきが必要な程降り積もる日数は10日あるか無いかぐらいですし、積雪も多くて30cmほど。校庭や神社の裏山でスキーやソリをした私の子供時代と比較すれば、降雪量はあきらかに減っているようにも思いますが、自然のスケールと人間のスケールは単純に比較できませんし、雪の減少=危機的状況なのかどうかは誰にもわかりません。自然が今をどう動こうとしているのか…自然の摂理は私たち人間が使っているような単純なスケールじゃ決して測れ無いような気がします。
このあたりでは北へ5分車を走らせれば10cm雪が深くなる…と言われます。長野市街地から車で20分ほどの飯縄町で50cm~1M、40~50分の距離にある県境の信濃町(黒姫高原)あたりまで行くと1M~1.5M、そこからさらに20分ほどの新潟県妙高高原町では2Mを超える積雪があります。
これだけ温暖化だの異常気象だのと聞かされて危機感をあおられれば、これも温暖化の影響かな?…と思うこともありますが、毎日降り積もる雪、2M超えの雪と格闘している人々からすれば、温暖化だろうがなんだろうが一回でも雪かきの回数が減るならその方がいい…と思うのも当然だと思います。

MAZEKOZEの冬の主暖房は薪ストーブです。
昨年の冬から使用しているMAZEKOZEストーブは随分と進化?成長?し、今年の冬も大活躍してくれそうです。
このストーブ、すっかり時計型じゃ無くなってしまいましたが、原型は新潟県燕三条市で生産されている「時計型ストーブ」とよばれている国産ストーブです。今年は近所のホームセンターで¥3980(煙突は別途)で売られていました。
かつて山小屋で使っていた時計型ストーブに魅了され、大学を卒業してからの最初の自分のアトリエ…埼玉県飯能市の山奥の豚小屋改造アトリエ(ほんとうに豚がいた豚舎を借り、無理やりアトリエに改造しただけの小屋…)で愛用して以来、ストーブといったらこれしか思い浮かばない私は、MAZEKOZEでも当然のことながら時計型ストーブを…と思ったのですが…。
なにせこのストーブときたら、火の点きは良いけれど、薪はあっという間に燃え尽きてしまうし、煙はモクモクモクモクと始終出しまくり、おまけに薪が無くなればアッという間に冷えてしまう…という、なんともラテン的というか情熱的な奴。 
実はこの時計型ストーブってやつは暖房用じゃなくて山小屋などで調理することが主目的だということに、最近になってようやく気がつきました。
ようするに、パッと料理して、体が温まったらさっさと寝る…もしくは、さっさと仕事する為のストーブなのです。
山小屋感覚、焚き火感覚が手軽に家庭で楽しめる・・・という点では超優れものなのですが、これを主暖房として使うとなると結構大変。薪ストーブの優雅なイメージからは程遠い。
しかもこいつを、街のど真ん中に連れてきて使うなんてことを考えると、まず第一に大量に出る煙は大問題!こんな奴と一緒にいるだけでご近所に煙たがれてしまいます。

そこで…と言うか、かねてから考えていたのが、この時計型ストーブのロケットマスヒーター化。
(STOVES・ストーブは調理器具のことで日本語で言うストーブはHEATER・ヒーター、ロケットマスヒーターとはロケットストーブ方式の大容量ヒーターという意味)
「街中で時計型ストーブを主暖房として使う…」から発生する問題をあれこれ考えた結果、最終的にたどりついたのがロケットストーブという発想と構造だったのです。
このロケットストーブについては以前にもザックリと書いたことがありますが、そもそも「部屋を暖める」という目的はロケットストーブにとっては後付けのおまけ的要素。ここ数年…特に最近になってロケットストーブの意味性、可能性に気付いた人々によって情報交換が繰り返されながら、“ロケットマスヒーター”は日々進化を繰り返しています。
なぜ最近?…おそらく最も大きな要因は、インターネット環境の急速な進歩とオープンソースという概念の浸透、特にYutubeなどの動画投稿サイトを通じての情報配信は最大の要因だと思います。

「冬の寒さに対して部屋を快適な温度に保つ」…は、現代の日本に暮らす私たちにとってはあたりまえのこととして認識されています。冬が近づけば今年の灯油の値段は高いor安い…もしくは、経済的なのはガスor電気…という話題がちょこっと出るだけで、部屋を暖める…という“あたりまえさ”についてあえて言及することはありません。
“ロケットマスヒーター”はそのあたりまえさについてあれこれ考えさせられる。
私がロケットストーブに惹きつけられた理由、それは 『ちょっとまって!』 だと思います。

あたりまえさは単に『あたりまえ』として認識すればいい…あるいは通り過ごしてしまうことだらけの世の中。
あたりまえに対していちいち立ち止まって考えていたら、世の中への疑問ばかりが増大し、「あんた何そんな無駄なことばかり考えてるの?そんな暇あるんならさっさと動きなよ!…」なんて言われて、下手すれば自分だけが一歩も身動きとれないような状態に陥ってしまうやもしれません。
…。
だとしても私は、そんな今だからこそ、『あたりまえ』のずっとずっと手前にあったことに振り向く瞬間がとてもとても大切で必要な気がします。
私たちが「今・此処」から未来に向かって歩み出すためにはそんな 『あたりまえ』 に振り向く瞬間がどうしても必要です。
そして今、日々の暮らしの中に何か一つだけでも…“あたりまえ振り向く為の何か”を見つけたい…。
その何かがあれば未来は一変するかもしれない。
私にとってはたまたまそれが、「部屋を暖めること」であっただけのこと。あたりまえに振り向く為の何かがロケットストーブだけとは限りませんが、私たちがどのような進化を経て此処(今)に到達したのかを知る為にあるような気がするのです。
しかもそれを自分でつくれる喜びは格別。
自分でつくってみると、世の中が今までとはちょっとだけ違って見えてくるはずです。

あるとき私たちの祖先は、この世界を形つくる上で欠かすことのできない大いなる力の存在に気付きました。
崇高で大いなる力…、そんな力の一つが『火』であったことは間違いありません。
「落雷によって木や森が燃え上がり辺り一帯が炎に包まれる…」
そこに自分たちには計り知れない大いなる力を感じるのは、人間としてすごく当然のことだと思います。
しかし、現代に生きる私たちはもはやそうした大いなる力を感じる感性を不必要なものとして捨ててしまったり、封印しようとしているような気がしてなりません。
寒さから身を守る「火」、水をお湯に変える「火」、一瞬にして何もかもを焼き尽くす「火」。
時に「火という存在そのもの」を崇めながら、その使い方を誤らぬよう気遣いながら、火と共に生きる為の選択の繰り返し…それが私たち人類が辿ってきた長い長い歴史なのだと思います。

考古学研究によると、縄文人が暮らしていた竪穴式住居の内部には調理した痕跡は無いことから、住居の中心で燃える火は、寒さなどから身を守る目的があったとしても、単にそれだけを目的としているわけではなく、大いなる力の象徴である火を家の中心に置くことで、疫病や天災を遠ざけるといった目的を持っていたとされ、やがてそうした意識が原始宗教へと進化したのではないか…、やがて燃え続ける火の持つ目的性は住居の中に神棚を祭るといった姿へと変化していった…ということ。
現代のようにスイッチONのコンロも無く、ライターもマッチも無い時代。
家の中心にある囲炉裏のような場所で燃える火を絶やさないことが、生命に直結していたであろう時代。そんな時代に暮らしていた人々は、火という目に見える存在を絶やさず見つめることで、目には見えない生命を感じていたであろうことを思うと、目に見える火が暮らしの周辺から遠ざかれば遠ざかるほどに、私たちが最も大切だと思っている生命は私たちから遠ざかってしまうような気がします。

私たちは何処から来て、そしてこれから何処に向かおうとしているのだろう?
…。
今まで数えきれない人たちが考え続けてきた究極の問いを、ロケットマスヒーターの底で燃える火の流れを目で追いながら…。
さ~て、そろろそ仕事でもすっか!…と思うのでした。

                           小池マサヒサ 記
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by cafe_mazekoze | 2010-12-26 13:29 | ロケットストーブ | Comments(0)

サンタクロースは?

我が家にも無事サンタクロースさんがやって来て娘もホッと一安心。
娘が望んだものとちょっと違うものが届いたがサンタさんが来てくれたということがうれしい娘。

「サンタさんって、どんな人なんだろうか?いつ我が家に来たのかな?明け方ちょっと音がしたような気がしたけど。」と私が言うと
「そうなんだよ。茉莉はサンタさんは信毎(信濃毎日新聞)の人だと思うんだよ。」と娘。

夫と私は目が点になり、サンタさんは信毎の人という娘の斬新な意見に驚きを隠せなかったが(笑)
「確かに、明け方に信毎の人は新聞とどけてくれるしね。」とドギマギしながら私が言うと
「そうでしょ、住所も普段からよくわかっているし。」と娘は答える。

長野ではサンタさんは信毎の人って説が結構あるのだろうか?(笑)
そういう説を知っている人お知らせください。(笑)
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   いろんなプレゼント届いたね
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 今日もロケットストーブ大活躍
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by cafe_mazekoze | 2010-12-25 23:33 | 『小さな芽』 | Comments(8)

年末の営業について

いつもお知らせ遅れていてすみません。
年末の営業についてのお知らせです。
12月25日(土)11時~6時 open
26日(日)お休み
  27日(月)11時~6時 open
28日(火)11時~6時 open
29日からお休みとさせていただきます。

今週は休みが多くてすみません。おとといも臨時休業とさせていただき昨日は祝日でお店も通常お休みなので、夫も関わっている東京の国立市のイベントに行ってきました。1年半ほど前まで暮らしていた街である国立市。
娘は保育園時代の友達と会えて大喜び。
私も1年ぶりぐらいの国立市。今回とても懐かしい気がしました。
今も夫と私が関わっているスペースのプランターコテッジ、そしてこの日はプランターコテッジにかかわってくれている皆が行うアートマーケットが大学通りというメイン通りであり、今回はそのイベントのために上京しました。

そして、昨日の夜帰ってきて今日は通常通りマゼコゼオープン。
イブにふさわしく朝から雪がふりました。夕方娘が学校から帰ってきてLe cilel bleuさんに頼んであったクッキーでケーキづくり。そして夜にチキンとLe ciel bleuさんに頼んであったケーキを頂きました。
Le ciel bleu URL:http://leciel-bleu.info/ケーキはとっても美味しくて、今年はとてもイブらしい日を過ごしました。
そして、娘が作ったクッキーケーキはサンタさんに食べてもらうものらしく枕元に手紙とミルクと一緒に今置かれています。

国立市に住んだのが20年間ほど。そして長野に住み始めて早1年半がすぎました。
ずいぶん違う街のような気がするけど、結構共通点もある。
そして確実に言えることが国立市も長野市にも自分が好きな人たちが住んでいる。
素敵だなと思える人が住んでいる。
そんなことが、生活したい場所として選ぶ一番の核となっているのかと思ったりするのでした。

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  ↑ 大学通りのイベントの始まり始まり
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  ↑ シャンシャンシャン わらべうたの知恵さんの小道具
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  ↑ 保育園の友達とは久しぶりに会った気がしない
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  ↑ 一ツ橋大学
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 ↑ 彫刻家のおとうさんと絵描きの野々ちゃんという強力な助っ人と一緒にケーキづくり
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一つはサンタさん用だったのね
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     美味しい!
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  サンタさん用のケーキできあがり 豪雪(笑)
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by cafe_mazekoze | 2010-12-24 23:59 | お知らせ | Comments(5)

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どうしてもこの時期が好きになれない自分。
来年の今頃こそはこの時期が好きと言っていたい…と真剣に考える今日この頃。

昨日、来たる2月に開催予定のシンポジウムでファシリテーター役を務める際の案内用に必要なプロフィールをお願いします…と連絡があった。
自分のプロフィールなので自分が書くのが一番良いのだけれど、こういうのってほんと難しい。

小池雅久…長野市生まれ善光寺門前まちにて育つ。高校を卒業後、美術大学進学をもくろみ上京。以後、東京都国立市に暮らしつつ、1999年、アートと街との関係を探る為のアートプロジェクト 「プランターコテッジ」の制作と活動をスタートさせ現在も継続中。2008年・2009年、文化庁支援事業「くにたちアートプロジェクト」を展開、同プロジェクト実行委員会副委員長。2009年、長野市長門町にアトリエ+住居を移す。同11月、「カフェマゼコゼ」をオープン。持続可能性をテーマとした美術活動を続けている。

ちなみに、プランターコテッジ(PlanterCottage)のBlogは、
http://plantercot.exblog.jp/

…と言うことで、私や私たち(リキトライバル)の活動を語る上で欠かせないワード…「持続可能性」についてちょっとだけ書いてみようと思います。

持続とは一般に、長く保ち続けること、長く続いていることを意味するものですが、哲学者ベルクソンは持続を間断なき意識の流れとして捉え、その流れは、計量不可能性、不可逆性、連続性、異種混交性を特徴とし、止めようなき自発、能動によるもの、このような持続を「純粋持続」と呼び、この純粋持続こそが自由の源泉であると言っています。
 このところ持続可能性=sustainability(サステナビリティ)という単語を耳にすることが多くなった気がします。でもそこで言わんとしているのは、環境問題やエネルギー問題であり、持続可能性がそれら問題を語る上での枕詞として捉えられがちである気がします。
地球環境の悪化やエネルギー源の減少や消失は、私たちの暮らし(経済)をもろに直撃する、目に見えやすい、理解しやすい概念なので、持続可能性問題=環境問題、エネルギー問題の解決…という式が導き出されるのはある意味当然かとは思います。
しかし、環境を地球というスケールで見るだけでは見えないものだらけですし、私たちにとって必要なエネルギーはいわゆる地球資源だけとは限りません。

環境コミュニケーションのオープン・プラットォーム であるジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS)では持続可能性について次の5つの概念を掲げています。
①資源・容量:有限な地球の資源・容量の中で社会的経済的な人間の営みが行われること。ありがたい、もったいないという概念。
②時間的公平性:現行世代が過去の世代の遺産を正当に継承しつつ、将来世代に対してそれを受け渡していくこと。
③空間的公平性:国際間、地域間で富や財、資源の分配が公平に行われ、搾取の構造がそこにないこと。
④多様性:人間以外の他の生命も含め、個や種、文化的な多様性を価値として尊重すること。
⑤意志とつながり:よりよい社会を築こうとする個人の意志と、他者との対話を通したつながり、柔軟で開かれた相互対話と社会への参加

持続可能性として一般的に認識されている環境問題やエネルギー問題に端を発する概念は、主に①に呼応するもので、それ以外の4つ、②~⑤とまったく関係無いとは言わないまでも、持続可能性とはこうした5つの概念が相互に深く関係し合っているということについて見失いがちであることに気がつきます。
 今年10月、 「COP10」…生物多様性条約第10回締約国会議(COP=Conference of the Parties)が名古屋で開かれました。「生物多様性」とは、あらゆる生物種の多さと、それらによって成り立っている生態系の豊かさやバランスが保たれている状態、さらに生物が過去から未来へと伝える遺伝子の多様さまでも含めた幅広い概念のことを示めすものだそうですが、「生物多様性」についての理解は、持続可能性についての理解へのきっかけとしてとても有効だと思います。

美術(Art)との出会いは、私の生き方を決定するとても大きな出来事であったことは間違いありませんが、ある時から今現在まで、私は持続可能性をテーマとした美術活動を続けてきました。
私にとっての美術(Art)は、私たちが生きる世界が物質界と生命(意識)という異なる時間軸の流れの中にあるということに気付く大きなきっかけでした。この感覚はそのことに気が付いた瞬間から今もずっと変わらず持ち続けています。この先も、おそらく生きている限り、私はこのArtを手離すことは無いと思います。
あの瞬間以来私は、「生命あるいは意識がつくる時間軸を感じること」について考えて続けてきました。
この「間断なき意識の流れ」は概念や言葉では伝わらない…それは物質に流れる時間軸とは異なるものです。生命の時間軸、意識の流れを私たちがこの世の中で直接所与されるためには…?
私がそのためにつくろうとした場所。
それが東京国立市にあるPlantgerCottageでした。
1999年に始まるこの場づくりによって、私はたくさんの間断なき意識の流れをそこに感じてきました。
そして現在、東京を離れ長野に移り住むことを決めてからまず最初に始めたこと…。
それはPlanterCottageと同じく、生命の流れを直接感じるための場づくり…それがcafeMAZEKOZEです。
『私が感じるまま…』 それは概念や言葉から解放された生命という時間軸の流れに身をゆだねること。そこには「自由」があります。
生命の時間軸は逆向きにしたり、こま切れにしたり、並び変えたりすることはできないひとつの流れであるという感覚は私たちひとり一人の内に沸き起こる気付きからしか起こりません。
そしてその気付きは何時起こるのかもわかりません。
ベルクソンが言う「純粋持続」同様、「持続可能性」もまた自発、能動の先にあることは間違い無いと思うのです。        
          小池マサヒサ 記
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by cafe_mazekoze | 2010-12-22 12:13 | RIKI-TRIBAL | Comments(0)

ロケットストーブその後

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我が家の自家製ロケットストーブ。このところ、日々形が少しずつ変わっている。
今日も外出から戻ってきたら、お餅が溶けるようにストーブの形も変わっていて、アメーバのようにひろがってきている。
週末の夜中に夫が時計型ストーブの外観に土を塗ってから、薪の燃え具合がさらによくなったし、ちょうど土を外側に塗った部分の内側にはススがついていなくて、ススも燃えてしまうぐらい温度があがっているということだと思うと、その土の保温効果、蓄熱効果に驚く。

そんなこんなで我が家ではロケットストーブの話題がよくのぼるのだが、娘は私以上に最近ロケットストーブに詳しく「お母さん、煙の燃える温度知ってる?」という質問をしてきたりする。(笑)
「ロケットストーブの中は煙がもくもくと奥の部屋に行った後に、ボッと煙がもえるようになっていて、もくもくボッ!なんだよ。それから煙が燃える温度は800度ね。」と教えてくれたりする。おそるべしロケット娘。(笑)

我が家のロケットストーブ、いまやだんだん形が変わってきて、なんだかおもしろい。
有機的な形のためか?なんだかいろんなものに見えてくる。
ストーブって気がしないけど、めちゃくちゃ暖かい。
なんか高温の生き物って感じ。
これから、まだまだ進化していくロケットストーブ。また後日レポートします。
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by cafe_mazekoze | 2010-12-20 23:58 | ロケットストーブ | Comments(4)

週末いろいろ

この前の土曜日は「わらべうたの時間」があって、そのあといろいろイベントに出店。
そして日曜日は「わらべうたの時間」の後、「水カンリンバをつくろうよ」のワークショップもあった。

結構タイトなスケジュールだったので、大丈夫だろうか?と思いながらも皆のおかげで無事終了。

「わらべうたの時間」は、うまく言葉で伝えられないのだけど、大人も子どものように素直になれるような時間とでもいえばいいのか?今回は特にそんな感じの時間を私自身も過ごせたような気がした。

そして「水カンリンバをつくろうよ」のワークショップも、そんな感じがするワークショップだった。こちらも大人が子どものように素直になれる時間が流れていて、素敵なワークショップだった。丸山さんの演奏も格別だったし、相棒のはるちゃんの書もよかった~。この水カンリンバの企画をもちこんでくれたのは「わ!ながの」の小田切奈々子さん。どうもありがとう。

この週末は、こんなワークショップを、やっぱりどんどんマゼコゼでやっていきたいと再確認した週末だった。
みんなで作り出す時間、それがとってもいい時間だったと思えた時、ワークショップやってよかったといつも思う。

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↑↓ わらべうたの時間
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↑↓ 水カンリンバのワークショップ
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またもや夫は夜中に自家製ロケットストーブに着手。 何と今度は土をぬっていた!
そして今日一日私は土の保温効果おどろいた!
来年1月にロケットストーブのワークショップやると思いま~す お楽しみに!
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by cafe_mazekoze | 2010-12-20 22:13 | 出会ったコト・ヒト・モノ | Comments(0)

18(土)&19(日)のお知らせ

今週末18日(土)はカフェMazekozeではカフェ営業はお休みですが
11時から「わらべうたの時間」があります。こちらは要予約となっておりますので、ご希望のかたはメールまたはお電話ください。
そして同日11時よりパティオ大門では「蔵楽庭あそび」をやっています。こちらではクラフト市やワークショップなど開催されてます。こちらもぜひご参加ください。詳しくは
http://patio-daimon.com
そして、そして同日夕方よりスーパーネオンではカフェMazekozeが出店してます。
こちらはネオンホールが会場です。
詳しくはhttp://www.neonhall.com
そして、19日(日)はカフェMazekozeにて10時より「わらべうたの時間」があります。ご希望の方はメールまたはお電話ください。
同日午後1時30分からは「水カリンバをつくろうよ」のワークショップがあります。
こちらも予約制となります。ご連絡くださいませ。


わ~イベント続きで、スケジュールだいじょうぶか?と自分自身確認作業しております。どれも楽しいものばかりなので、ぜひ参加してみてくださいね。

メールお問い合わせ:cafe_mazekoze@yahoo.co.jp
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by cafe_mazekoze | 2010-12-15 23:11 | お知らせ | Comments(0)