「ほっ」と。キャンペーン

カテゴリ:ロケットストーブ( 27 )

ロケットストーブ2号機

昨日まで開催していた「のとゆ展」に合わせてロケットストーブ2号機をマゼコゼに作りました。これからマゼコゼでは寒い日には2台のロケットストーブを焚くことができそうです。今年は私が長野暮らしを始めて以来、一番夏が短く感じた年でした。今年は一年ほとんどが冬のようなイメージがするのですが、これって長野暮らしがだんだん長くなってきたからでしょうか?ちょうど6年目の冬ですが、夏の思い出が全くないのに驚いてしまいます。ちょっと悲しい。しかし、年々冬の思い出は積もっていき、今年も冬の思い出は一杯できそうです。年内の営業は29日で終了とさせていただきますが、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
a0162646_22351110.jpg
a0162646_22352131.jpg
a0162646_22353255.jpg
a0162646_22354270.jpg

[PR]
by cafe_mazekoze | 2014-12-28 22:38 | ロケットストーブ | Comments(0)

ロケットストーブ

長野市は、この前の日曜日には雪が降り、このところ気候も安定しない。
もう4月半ばなのに、今日もストーブを焚く。
マゼコゼにあるロケットストーブは設置してから4年め。
いまの形に落ち着いて、もう3年はたつのかな?
もともとは時計型のホームセンターでよく見かけるものを買って、夫が改良して作ったマゼコゼのロケットストーブ。ときどき土や漆喰を塗り直す。
最初、夫が時計型のストーブに土や漆喰を塗った時、そんなに温度は変わらないだろうと思っていた私は、土や漆喰の蓄熱効果が思っていた以上だったことにとても驚いた。一度暖まると土や漆喰がずっと保温してくれる。
マゼコゼは土蔵ということもあってか、昼間ずっとロケットストーブをたいていると、家じゅうの土壁が保温してくれている感じ。土ってありがたい。

土を触っていると、私はなぜか韓国を思い出す。
土の匂い、韓国の乾いた空気。
日本のほくほくした土じゃなくて、乾燥してる、ひび割れている土。

自分が韓国のものが美しいと思う理由のひとつに、その風土が大きく関係していることは明らかなようで、乾燥した干からびたようなものが好きなんだなと思う。
a0162646_2292467.jpg

[PR]
by cafe_mazekoze | 2013-04-23 22:17 | ロケットストーブ | Comments(0)

ただいまロケットストーブの展覧会

マゼコゼにて、ただいま開催されているロケットストーブの展覧会。
といっても、ロケットストーブを感じてもらおうという展覧会なので、いままでとマゼコゼの中はかわりません。
ごめんなさい。

とはいっても、一応マゼコゼのロケットストーブは4年目なので、今までの遍歴をファイルにしようと私はひそかに写真をプリントアウトしたりしているのですが、ファイルを作りながらも「なぜ?ロケットストーブの展覧会?」と自問しながら、ちゃんと答えられるように自問自答をくりかえしながらファイルを制作しています。

ロケットストーブをつくった理由は、最初に時計型のストーブを使っていたら、ご近所さんから「煙の匂いが洗濯物に。。。」という苦情がでたからでありまして、その後、どうしようかと悩んでいたのですが、東京に住んでいた時にNGO関係の仕事についていた知りあいからロケットストーブのことを聞いていたのを思い出し、夫がそれしかないなと作り始めたのでありました。
そして、そのあと3回ぐらい改良をへて今の形になりました。

東京に暮らしていた時は、灯油のストーブとエアコンを使っていました。しかし、いま暮らしている土蔵の家はエアコンがあまりにも似あわないし、灯油のストーブだけで暖めようと思ったら、めちゃくちゃお金がかかります。当然、薪ストーブでしょということになりましたが、薪ストーブしかも煙も燃やしてくれる2次燃焼室がついたストーブを買おうと思うと、とても高い。
まあ、夫は最初からそのようなストーブを買うつもりはなかったので、煙の苦情がでたときにすぐにロケットストーブという選択になりました。

ロケットストーブ。当然手間はかかります。ぽんと大きい丸太をつっこんで、バーボン片手に火を見ながらソファーに座り。。。なんて、ありえません。
薪の手配だって、お金を出して買うのでなければ、かなり手間がかかります。
ロケットストーブは、もともと難民キャンプや発展途上国で木質エネルギーをもとに使われるストーブからの煙の被害(体への被害)をおさえようと、あみだされたものなので、いわゆる2次燃焼室がついた市販のストーブとは根本的に大きく違います。

そんな話から始まって、楽しい話へと続く予定。続きはマゼコゼにて一緒に話しませんか?

展覧会は1月いっぱい。
是非いらしてくださいね。
a0162646_17413912.jpg

     2階の暖かさは写真ではわからず(笑)
a0162646_17413096.jpg
a0162646_17411926.jpg

[PR]
by cafe_mazekoze | 2013-01-11 17:43 | ロケットストーブ | Comments(0)

わくわく堂にロケットストーブ

この前の土曜日、八坂のわくわく堂にてロケットストーブのワークショップがあった。
講師は小池雅久。

わくわく堂の由くんはマゼコゼでも「わくわく健康教室」をやってくれているが、2008年に神奈川県から信州八坂に家族3人で移住し、今月にはもう一人家族が増え2児の父親となるボディーワーカー。
縄文ボディーワークの施術やお話し会をいろんな場所で行っている。

この由くんたちが住んでいる古民家。
冬には部屋の中もマイナス10度以下になるということで、これでは生れたばかりの赤ちゃんが危険!と急ピッチで改装が始まった。そしてロケットストーブのワークショップの話が夫に来た。

土をみんなで運び、こねて、パイプをつないで、ドラム缶を設置してと、ワークショップに参加してくれた男性約15名がもくもくと作業をこなしていた。かっこいいなー。

そして、できあがった土の部屋のロケットストーブ。
赤ちゃんが、この部屋で産まれると思うと自分もたちあいたいと思ってしまう。

a0162646_2251832.jpg
a0162646_226253.jpg
a0162646_2263631.jpg

[PR]
by cafe_mazekoze | 2012-09-03 21:40 | ロケットストーブ | Comments(0)

キャンプ場にてロケットストーブ

先週末でかけたキャンプ場に、ポータブルのロケットストーブを持っていく予定だったが、今回は太陽光で料理をするとのことで持たずにでかけて、最終的にキャンプ場にレンガがたくさんあって、それを利用してロケットストーブを作り、ご飯を炊いた。
なんと、煙はほとんどでることなく、じっくり炊くことができて味も完璧。

ロケットストーブが、レンガだけでこんなに簡単にできるとは!
夫がしくみを完全に把握しているからできることだけど、クッキングストーブと言われているロケットストーブの威力がキャンプ場では発揮され、すごい代物だと感動した。

これだったら、煙くないし、赤ちゃん抱っこしていても料理できるなー。
キャンプ場で、こんなに簡単にできると思っていなかったロケットストーブ。
構造をもう一度おさらいしてみようと思った。
a0162646_2332275.jpg

[PR]
by cafe_mazekoze | 2012-08-08 23:32 | ロケットストーブ | Comments(0)

アウトドア

毎日猛暑だけど、もう冬のことを考えている友達が結構いる。
そして、ロケットストーブの質問や問い合わせはメールや電話など年中通してやってくる。
マゼコゼにはロケットストーブが一つ鎮座していて、冬はもっぱらこのロケットストーブに頼っているが、そのほかにポータブルのロケットストーブがいくつかある。
ポータブルのロケットストーブは夫がワークショップのときに作ったりしたものだが、キャンプに使うにはもってこい。
もともと少ない燃料で、煙も出さずに、調理もできる優れもののロケットストーブ。
キャンプにはぴったりだと思う。
そして、このポータブルといえば友達のK君作のロケットストーブ。
オーブンが付いているロケットストーブなので、ピザなど焼くのにぴったり。
焦げ目もチェックできて、すぐれもの。

それにしても、ロケットストーブって、やっぱりすごい。
かなりオールマイティーなのだ。
学ぶことが多いロケットストーブ。
今度は岩手の森と風のがっこうで夫がロケットストーブのワークショップを行う予定。興味のあるかたは森と風のがっこうのHPチェックしてくださいね。
a0162646_22451211.jpg

K君作のロケットストーブ
[PR]
by cafe_mazekoze | 2012-08-01 22:47 | ロケットストーブ | Comments(0)

八坂Rocketstove WS報告  …そして今日も美術家は面倒くさい奴だと思われる

師走の慌ただしさなんて吹っ飛ぶぐらい次から次へと色々なことが起こった12月。
あと数日すれば今日が明日へと変わるのと同じように今年が来年へと変わってしまう。

既にだいぶ前のことのような気がするけれど、12月17日・18日の両日に開催した『八坂塾inわくわく堂;Rocketstoveワークショップ』は、主催者でもある、わくわく堂の遠藤由クン・朋ちゃんのおかでげで、約20名もの方々が参加…有意義で充実したWSとなった。
WSの何が有意義だったのか…ということについて、自分自身が忘れないよう書き留めておきたいと思う。
a0162646_14304087.jpg

ただBlogという性質上、文章では伝えづらくともそれ以外方法は無い…となると頼れるものは、稚拙ではあっても文字そのものが放つエネルギー量に期待するしかない。
ここで私が選んだ生き方…Artを強制したり押しつけたりするつもりは無いけれど、既に私にはArtが放つエネルギーを互いに交換することぐらいしかできなくなっているような気がする。
ここまで読んで、???…なんのこっちゃわからへんわ…と思われたら、この先へは無理をして読み進まないことをお勧めする…。

a0162646_14311559.jpg


“Share”という感覚

今回のWSを通じて私が最も強く感じたのは、“Share”という感覚について。
ShareあるいはSharingについては、長く暮らしていた東京都国立市で行ってきたPlantereCottageという場づくり以来考え続けてきた難しくもとても大切なテーマでもある。

Shareを言葉や文章として語ることは極めて難しい。
その理由について私は、Shareとはそもそも感覚共有されるものであるからだと考えている。

私は、少し前にalternativeについても同じように感覚として共有されるものだと言ったけれど、私たち一人ひとりに備わっている感覚とは、この世界に存在するありとあらゆるものが発する生命エネルギー…それは振動を伴っていて、その振動を感知するためにこそあると思っている。
私たちはこの世の生命エネルギーの送信機であり受信機でもある。
振動はそれぞれ個別、独自の波動を持っているのだが、様々なタイミングで互いの波動が同調することによってより強力な生命エネルギー振動体へと変化する。
この波動の同調による振動共有が“Share”であり、私たちは本来、その“Share”を感覚として捉えることができるはずなのだ。
ようするに、Shaerとは何か?…なんていう野暮な会話はいらない。
“Shareされている…”と感じようとすることこそがまずは大切なのだ。

この感覚にとって自らの内に沸き起こる“気付き”は欠かせない。
“Shareによって育まれる気付き”が連鎖し循環する暮らし…生き方。
それは今といういう時代においては…とても難しい生き方、暮らし方…だと思われがちだ。そもそもそんな生き方や暮らし方は理解不能…イメージできない生き方かもしれない…。
それは貸し借りの関係とは全く異なるものだ。所有物や経験を分かちあう…という行為が介在するにしても…それだけではShareにとっての本質的な何かが足りない。
Shareすること…されることによって双方に…あるいはその場を共有している人々の内に“気付き”が起こるかどうか…その気付きは次の気付きへと繋がり、繰り返され、途切れることなく、やがてまた自分の内に起こる気付きへと連鎖する関係性…。
Shareが気付きに繋がるかどうか…は最も大切なことだ。


私たち(小池マサヒサ&つねこ)がPlanterCottageというアートプロジェクトを始めたのは1999年3月、私たちがRIKI-TRIBALという屋号を用い始めたのもこの時からだ。
2008年にRIKI-TRIBALの拠点が長野市に移転するにあたって、PlanterCottageは仲間たちが徐々に引き継ぎつつ運営は継続されてきた。
ただ残念ながら、先日大家さんより連絡があり、建物の安全性を再検討した結果、老朽化は如何ともしがたい…との判断によって、来年4月を持って、PlanterCottageを含む借家である建物全てが解体されることになった。
これによって日々1年更新を繰り返しながら継続してきたPlanterCottageという13年間続けてきた場づくりは終了する。

本当に多くの繋がりを私たちにもたらしてくれたPlanterCottageという試み。
ただ、この場づくりはそもそも、単なるArt作品をつくろうとしたわけではなかったものの、だからと言って、何の為とか…誰の為とか…というさして目的も持たずに始めてしまった…に近い。

PlanterCottageをつくり始める前…
Artを覆う経済構造に疑問を感じていた自分は、マーケットの為につくっているわけではない…とは言え何の為につくるのかわからないままに…「これからは美術館とか画廊のために作品はつくらない…展示もしない…」などと息巻いてみたりして…結果的にはArtの本流から確信犯的に落ちこぼれていった。
でもそれはArtを止めるということでは無かった…というよりもむしろ、自分の中にある“つくりたい”という想いは日々増大してゆく。
その一方では、美術館でも画廊でもないところでつくる意味とはいったい何なのだろうか…という大きな疑問を抱えることになった。

そんな中で自分を強烈に揺り動かしたのがclimbingとの出会いだった。
climbingは自分を揺り動かす想いの原点には何があるのかを知るには最善の方法のような気がした自分は、一気にclimbingにのめり込んでいった。
…が、クライミングしすぎで肘を故障し、どうにも休養せざるを得ない状態に。
それでもクライミングあきらめきれなかった私は、ならリハビリを兼ねて岩壁探しにでも…と妻を伴って南国フィリピンの離島…パラワン島へ。
その島の最北の街…エルニドではクライミングらしいクライミングはできなかったけれど、短いながらもそこでの暮らしを通じて自分の中の何かが解き放たれてゆくような気がした。
…それ以来、今も私はエルニドで感じた気配を追い求めているような気がする。


所詮私にできること…といってもやはり既に私にはArtしか思いつかなかった。
そうして、ある意味リハビリを兼ねてつくり始めてしったのがPlantereCottage。
PlantereCottageをつくって後悔することは何も無いけれど、ただ一つ、想像できていなかったことがある。
それは、つくるだけなら簡単だった…ということ。
だが時は既に遅かった…
あの時、天井板をぶち抜いたあの瞬間が途切れることなく現在まで延々と続くことを当時の私には想像できていなかった。

つくることは簡単…されど継続することの難しさを身を持って感じ続けた10数年間…。でも、PlantereCottageがあったからこそ、考え続けられたし、こうして今もつくり続けることができたのだとも思う。
そうした日々があったからこそ、こうして私たちが『いまここ』…長野市に暮らすことにまで繋がった。
そんな日々…PlantgereCottageという場づくりを続けながら考え続けてきたこと…。それが“ArtをShareすること”場としてのArt…場をShareすること”


八坂の山中に集まった皆が感覚として共有できていたものがあるとすれば…。
それは“未来”であったような気がする。
今…場を共にすることでそれぞれの未来がShareされいた…と言っても良い。

この人たちとこれからを共に歩みたい…と感じられる場…
そこにはなんとも心地良い気が満ち溢れていた。
こうした場が繋がり広がってゆければ、この息苦しい世界は少しづつ…だけど確実にシフトすると私は信じている。

                 小池マサヒサ 記

a0162646_14314513.jpg

a0162646_1432770.jpg

[PR]
by cafe_mazekoze | 2011-12-27 14:25 | ロケットストーブ | Comments(0)

雪の日はロケットストーブ

昨日、今日と雪がぱらついている長野市。
朝6時に目覚ましが鳴るが、例年のごとく布団から出るのが一番最後の私。
こんなことではいけないと思うものの、真っ暗の中起きるのはいつまでたっても本当に苦手です。

しかし、ロケットストーブのおかげで寒さのほうは随分助かっていて、昼間がんがんロケットストーブをつけているので、夜もその余熱で暖かい。
たぶん、我が家は土蔵だから土の壁が蓄熱してくれているからだと思うけれど、その余熱効果は大きいと思う。
モグラは、きっと土の中で暖かいんだろうなーと、そんなことを考えてしまった雪の一日。
モグラどんのお宿かな?♪ のわらべ歌を口ずさむ。
a0162646_16592991.jpg
a0162646_16594276.jpg

a0162646_21204959.jpg

  おまけ…。マゼコゼのロケットストーブにどこか似ている…八坂の灰焼きおやき
[PR]
by cafe_mazekoze | 2011-12-20 17:02 | ロケットストーブ | Comments(0)

RIKI-TRIBAL Rocket Stoves

冬が近づくにつれて、ROCKET MASS HEATERの見学がてらマゼコゼを訪れて下さる方が増えてきました。
私は残念ながらお会いできませんでしたが、先日も、はるばる遠方からマゼコゼの
ROCKET MASS HEATER=『時計型ストーブ改・ROCKET MASS HEATER Ver4』を見に来て下さった方がいらっしゃいました。妻は帰り際になってそのことを聞いたそうですが、ロケットマスヒーターを自作中とのことで、後日その方からメールで自作一号機の写真も送って頂きました。
現在は、「時計型ストーブ改ROCKET MASS HEATER 」を導入しようとしているそうです。兄弟が増えてゆくようでそれはそれで不思議な気もします…。

最近の私の周辺でのRocket Stoves近況をBlogに投稿しようとは思ってはいたものの、なかなかそれもできずにいたので、その方へのお返事を書きつつ、Blogでも、いま自分が思うRocket Stovesとは?について少し語ってみようと思います。


Rocket Stovesのここ数年の広がり方は、それ以前を知っている人々にとっては驚くべき状況だと思います。この理由は様々考えられますが、その一つには、インターネットネットワークの進歩普及…特にネット環境の高速化…個人による動画配信がより簡単、スピーディーになったことは大きな理由であることは間違い無いと思います。
基本的には“自作”が前提のRocket Stoves。
少し前の時代には、設計図や制作方法がネット上に公開されるところまででした。
それが近年、様々な人々のつくっている姿そのものが動画となって…世界中の人々の目に見えるように進化?してきました。
ネット上の動画公開は、様々な社会問題も引き起こしてはいるかもしれませんが、それが何であったとしてもテクノロジーの進化の過程では常に付きまとう問題…難しい問題ではあるけれど、最終的には「何をどう使うか?」という個人の良識…判断がより重要さを増してきているということだと思います。
Rocket Stovesにとってもそれは同じこと、広がり伝わってゆく過程での問題や課題もあるかもしれません。でも、「自作すること”がより身近に感じる…」「つくることが知識だけに留まらない」…「さぁつくるぞ!…という具体的イメージが湧きやすい」…「私にもつくれそう!」…「イメージとして伝わりやすい…」
など…説明書や図面からではなかなか湧きおこらない気持ちではないでしょうか。
私はなにより、動画による情報配信の最大の効用は、専門家の占有物にとどまらないことだと感じています。

勤勉で真面目な傾向の強い日本人の多くは、イメージでなんとなく捉える…というよりは、「しっかり学んで、きちんとつくる…」に向かいがちな気がします。
ちゃんとしたものでなければダメ!・・・のような感覚が強い。
もちろんそんな性質が先進国と呼ばれるようなこの国の今を築いてきたわけですから、それを一概に良く無いなんて言えませんが、専門家がそれぞれの分野に固執しすぎるがあまり、そうした分野間を行き来するのは難しい…様々を融合させるような創造性、チャレンジ性ある人々が育ちにくいような気がするのは私だけでは無いと思います。
これには、おそらく責任とリスクが大きく関係するような気がしますが、このお話しをし始めると、Rocket Stovesから大分離れてしまいそうなので、今回はこのへんにしておきます。

…と言いながら、マゼコゼ型Rocket Stovesについてのつくり方は今のところ動画配信していません。その代わりと言ってはなんですが、マゼコゼに来て頂ければ見学はいつでも大歓迎です。

私の興味…私たちRIKI-TRIBALの目指す未来には“自分でつくる人が増えること”
自分でつくる人々が増えるかどうかで、Rocket Stoves周辺の展開も大きく変わってくると思います。
それは社会全体からすれば微々たることかもしれません…でもこの微々たることこそが、未来にとっては…今にとってはとても大切な気がしてなりません。
3.11という出来事は、私たちが何処から来て何処へ向かおうとしているのかを考えようとしている人々にとっては大きなきっかけとなったはずです。
…でも残念ながらそれは、「考えようとしている人々にとっては」なのですが。

Rocket Stovesの根本にある構造はとても魅力的です。
私もこの構造的な魅力に驚き食いついた一人です。
でもこの構造や機能部分ばかりでなく、そもそもロケットストーブのベースにある本質的な目的性に人々が注目してくれればと強く思います。

CafeMAZEKOZEを運営する私たちがRIKI-TRIBALという屋号を用いて活動をめたのは、以前暮らしていた、東京 国立市でPlanterCottageという“場づくり”を始めた時…1999年の3月からです。PlanereCottageは今も仲間たちによって、様々な人々が行き来する私設の公民館??のような場として運営されています。
そんな私たちの屋号…RIKI-TRIBALって何?…意味は?…と質問されることはよくあります。
言葉に込めた想いを人に伝えるのはなんとなく照れくさいので普段はあまり語ることも無いのですが…。
RIKIは「力」、TRIBALは「種族」とか「民族」という意味を持たせた造語です。
「力の種族」なんて聞くと、とてもマッチョな感じもしてしまいますが、私たちはこの造語に、「根源的な力」あるいは、「生きる力」という意味を見出したいと思ってきました。
あれから12年。
様々な「生きる力」を感じつつ今に至ります。

多々ある「生きる力」との出会いの中でも、「アイヌ」は私にとってとても大きな出会い…私の中にある何かを揺らすとても大きなきっかけだったように思います。
「アイヌ民族」は私たちが暮らす日本列島に暮らし続けてきた先住民族。
明治政府樹立以降、日本政府は長らく、日本は単一民族国家であるとして、アイヌ民族に対する同化政策を始めとして、アイヌを日本固有の民族として認めてきませんでした。
数年前になってようやく、先住民族としての「アイヌ民族」を容認する法案が国会で可決されるに至っていますが、残念ながらそのことについて殆どの日本人は知らないままなのです…。
…。
アイヌ民族の民族性が大切にされることは、「人権」という観点に於いてとても重要でなことですが、私はそれ以上に、その民族性の根底にある「生きる力」の捉え方に深く惹かれます。
それは何も、アイヌ民族に限ったことではありません。
世界中の多くの先住民族と呼ばれる人々の暮らし方、生き方には、現代の暮らし方に慣れすぎた私たちが忘れかけたものがたくさん見え隠れしています。
アイヌはそれに気付かせてくれた大きなきっかけです。
私がRocket Stovesに惹かれる理由も、こうした民族性の根底にある「生きる力」にしっかりと繋がっていると感じているからだと思っています。
Rocket Stovesは繋がる為にある道具です。
何と繋がるかは私たち一人ひとりがこの道具を自分でつくりながら、そして感じながら、考えるべきことだと思います。

                  RIKI-TRIBAL_Sustainable Art Works
                       
                  小池マサヒサ 記



以前、CafeMAZEKOZEの『時計型ストーブ改・ROCKET MASS HEATER 2号』を制作した時に書いた記述。Rocket Stoves周辺の社会背景を少し追加。

********************************************************

ROCKET STOVES(ロケットストーブ)とは…
米国オレゴン州に拠点を置く、持続可能な生活体系の研究・教育を目的としたNGO 
AProvechoのテクニカルディレクター、ラリーウィニアルスキー博士によって1982年頃に開発された燃焼構造のこと。開発の主目的は、難民キャンプや発展途上諸国において木質燃料を使用することから起こる重大かつ深刻な問題…疫病の蔓延、室内空気汚染による健康の悪化、さらに、気候変動への影響問題、森林伐採問題、の解決を目指すことに始まりました。


◆木質燃料を使用することから起こる重大かつ深刻な問題
世界では今なお、30億人以上の人々が、生きていくために最低限必要な食事の調理、給湯や暖房に必要なエネルギーとして石炭やバイオマス (木材、家畜の糞や農業残渣)等の固形燃料を利用しています。
焚き火をしている家庭の台所には煙が充満し、息苦しく、目からは涙が止まりません。
室内での固形燃料を使用した非効率な焚き火や、固形燃料の燃焼は体に有害な物質が多く発生し、毎日数時間にわたり調理をする女性や一緒にいるその子どもたちが吸い込む煙は二箱のタバコの煙を吸うのと同じ量になります。WHOの調査によると2002年には世界で150万人の人が室内の空気汚染を原因とする病気で亡くなっています。

◆貧困問題・疫病の蔓延
室内で固形燃料を燃やして調理をするのは主に開発途上国の都市部のスラムや農村等の貧しい家庭です。アジアやアフリカの都市のスラムでは、大量の薪燃料の購入費で家計が苦しめられています。
貧しい家庭ほど家計全体に占める燃料購入費の割合は高くなります。
また、農村等で燃料を集めているようなところでは、女性や子供が毎日何時間もかけて薪になる木の枝を探さなければなりません。毎日数十分~1時間以上、毎日2時間以上かけて薪を集めなければならないことも…。固形燃料を燃やさない…ということは調理した食事が食べられないということ。疫病と固形燃料を燃やすことは生命と直結しています。貧困という問題により人類の約半数が有害なエネルギーを使用せざるを得ないのが世界の現状です。

◆気候変動問題への影響
世界中で約24億人の人々が日々お湯を沸かしたり、調理をするために薪などのバイオマス燃料を燃やしています。その結果、毎日200万トンのバイオマス資源が 煙となって消えています。薪となる木の成長が燃料の需要を上回っている場合は問題ありませんが、地球の人口増加に伴って森林の伐採は深刻な問題になっています。


ROCKET STOVESが、こうした地域における諸問題の解決策の一つになり得る為には、木質燃料を燃やすことによる有害性をより無害な方向に近づけることを前提条件として、

①現地調達可能な材料でつくれること。
②できる限り単純で簡単な構造であること。

ようするに、問題解決を望む当事者、自らが製作できるシステムであることが開発の重要なポイントです。こうした地域に暮らす人々に対して、最新装置や複雑な器具を与えるのでは無く、『つくる方法を教えること』に重点を置く…このことは、こうした地域以外に暮らす私たちにとっても、持続可能な暮らしのありかたを考える上でとても大切なポイントになります。

薪を使った暖房は、経済的あるいは環境配慮という目的性を実現するための有効な手段となり得ます。
しかし私たちは、「私たちの暮らしはどのようにしてつくられているのか?」という『目には見えない暮らしの背景に関心を持つきっかけづくり』において、最も効果的であると考えています。

私たちRIKI-TRIBALは、
「誰からもダメージを受けない、誰にもダメージを与えない、計画と実践」 をテーマに様々な活動を行っています。このテーマの先に私たちが目指す「持続可能な暮らし」があります。『持続可能な暮らし』について、ROCKET STOVESをつうじて私たちと一緒に考えてみませんか。


********************************************************

最近、『時計型ストーブ改・ROCKET MASS HEATER』を新たに設置しました。
そのあたりのお話し…
技術的なお話しはまた今度。
[PR]
by cafe_mazekoze | 2011-11-29 09:51 | ロケットストーブ | Comments(0)

ロケットストーブの効果

ロケットストーブ今日は一日焚いていた。
朝から先ほどまで、ずっと一人で火の番。
お昼時、お子さんづれのお客さんがランチなどを食べていってくれて、その間中犬のピスは吠えまくる。その合間にロケットストーブの薪を入れる。
火の具合を見る。そして、今日は比較的お客さんがとぎれることなく来てくれたので、薪入れ、犬のピスの相手をカフェをやりながら行う。
やっとピスが娘と一緒に寝てくれて今一息。
あー、娘が0歳の頃を思い出す。

頭からっぽの状態でハーブティーを飲む。
一人やりたいことはいっぱいあるのに、ぼーっとしてしまう。
疲れたー。

きっと立派な薪ストーブというのは、ここでゆったりスコッチでもとなるのだと思いますが(笑)ロケットストーブはやはりそうはいきません。
それでも、薪ストーブの遠赤外線はすごいと思うのが温泉に入ったあとの疲れととても似た疲れをストーブのそばにいると感じます。
それと、適度な湿度。
普通の灯油のストーブでも一日たいていると喉が痛くなる私ですが、ロケットストーブだとそれがありません。
体には適度の湿気というのは必要なんだなと思います。

今日は寒い一日。
これから本でも読みたいけど、すぐ寝てしまいそう。
温泉に入ったあとの気だるさと本当によく似てます。

おまけ お友達のロケットストーブ→http://ggga.exblog.jp/

a0162646_22382652.jpg

 先日少し土を塗り直したロケットストーブ 土、漆喰、石が蓄熱してくれているおかげで
朝まで暖かい
[PR]
by cafe_mazekoze | 2011-11-21 22:42 | ロケットストーブ | Comments(1)