カテゴリ:Artなこと( 87 )

Artで繋がる??

すでに気がついている人は多いかも?…と思うのが、このマゼコゼ日記の中の「食」についての話題の少なさ。
cafeマゼコゼでは食事もできるし飲みものだってあるわけで、日々、ああでもないこうでもない…と言いながらも妻が中心となって食の素材やメニューを決めたり、コーヒーや紅茶だって、自分が言うのも何だけど、それなりにこだわったりしているというのに。
…にも関わらず、「食」の話題は今のところほんと少ない。
マゼコゼに来てくださったお客さんからの、「どうしてcafeをやろうと思ったんですか?」という質問に対するその返答の中に、「食」…が少ないことを自分自身が感じつつ、cafe=「食」ってわけじゃ無いから…と開き直ったりしてるこのごろ。

「夫さんがblog書くとなんだかよくわからないんですよね~」と言われたりするのもわかってはいるけれど、“自分がよくわからないことだからこそ”書きたい…、なんとかしてくれ!と言うのが本音で、「自分だけではよくわからないこと」があるからこそ「誰か(何か)と繋がれる」…って思っていたりするものだから、よくわからないと言われるのは当然なのかもしれない。
(やっぱここでも開き直ってる感じ…)
ようするに、ここはやはりまぜこぜな場所
「繋がる場」…とか、「交差する場」 という感じ。
とはいえ、そこに美味しい食べものや、喉を潤す飲みものがあった方が話しは弾むし、人は素直になれる。
だからcafe・・・が近いかも。

長野に暮らし始めて一年。
バタバタしていただけの一年だったような気がする一方で、とくにcafeマゼコゼをopenさせてから、自分がこれまでの人生の中で経験したことの無いような、なんとなく不思議な感覚と共に毎日があるような気がする。
このなんとなく不思議な感覚の多くは、「出会い」の周辺で起こる。
人と人であったり、人とモノであったり、過去の何かと現在の何かだったり…。
それまでこんがらがっていた紐がスルスルと解けるような…、
凍っていた氷が融けるような…、
今までバラバラだったものが共鳴し始め、少しずつではあるけど確実に繋がっていゆくような感覚。
こんな感覚が続くなんてことは今までには無かったような気がする。
それは長野に暮らし始めたからなのかどうかはわからない。
もしかすると、単に、娘がはまりまくっている犬夜叉(高橋留美子原作の漫画)の読みすぎからかもしれない。

生まれてから18年間を長野で暮らし、その後20年以上を東京で暮らした。
東京という場所でArtという生き方を選択したということは、自分が東京で生きて行くための方法が唯一Artであったということ。
東京での20年以上をArtによって生きてきた…生きようとしてきたことによって、既に自分の感覚のあちこちに深くArtは浸透してしまっているのはほぼ間違いない。
もちろん自分はそれを後悔してはいないけれど、でも、今、自分が見ているこの世界が、はたして自分以外(人々以外…植物とか動物とかも)からはどのように見えているのだろうか?…という疑問は日々増大するばかり。自分の興味はそこに集中していると言ってもいい。
だから、この疑問を解決するには『私があなたになるしかない』のかな…と。
でも、それが現実的に無理であると誰もが理解している。
そう、これが自然科学、物理学の限界。
でも私たちにはこの限界を超え、『私があなたになる』ことができる。
それが想像力。
これこそが希望ってやつだと思う。
想像力(心的な像、感覚や概念をつくりだす力)の豊かさは、私たち一人ひとりの固有の感覚である感性(実体のないものを感じる為の感覚)の豊かさと相互比例しながら育まれる。
こうした育みを促すもの…、それもまたArtだと私は思う。

小池マサヒサ 記


公共広告機構 CM 『黒い絵』

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by cafe_mazekoze | 2010-04-02 05:02 | Artなこと | Comments(4)

インスタレーション 制作ボランティア募集のお願い

ながの花フェスタ・善光寺花回廊2010
花キャンバスをつくろう!2010 『テーマキャンバス』 
に連動して開催する、
 “インスタレーションアート in ぱてぃお大門”
 の制作ボランティア募集のお願いです。


ゴールデンウイークの期間中に、長野駅から善光寺までの街角を花で彩る「ながの花フェスタ・善光寺花回廊」が開催されます。
「善光寺花回廊」は、'02年に行われた、道に花びらを敷き詰める「インフィオラータ」から始まったイベントです。このイベント期間中には花をテーマとした企画が多数開催されるのですが、その中の一つが「花キャンバス」http://hanacan.naganoblog.jp/
自分たちのデザインをチーム制作する「チームキャンバス」と、公募で集まったボランティアの方々をはじめ、たくさんの市民の方々の協力によって共同制作する「テーマキャンバス」によって開催されます。
今年の花キャンバスの会場は、善光寺門前…大門交差点から大門南交差点までの参道ですが、“ぱてぃお大門”が隣接していることから、テーマキャンバスと“ぱてぃお大門”とをつなぐインスタレーションアートの制作を行います。
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↑右側、参道のテーマキャンバスの途中から歩道の上を越えて、左側の“ぱてぃお大門”へ枝をつなげる計画。間伐された枝や森で出る枝…を大量に使ってつくる予定です。


『花キャンバスをつくろう!2010・テーマキャンバス』のデザインと制作に関するディレクションを、カフェ・マゼコゼの小池マサヒサが担当させていただくことになり、先日の実行委員会でのデザインプレゼンテーション、そして、今年の会場となる参道に隣接する「ぱてぃお大門」の商店主の方たちへのご説明とご協力のお願いを終え、あとは制作実行に向けて準備を進めている状況です。
会期まであと1か月と少し…ちょっとばかり緊張してきました。

今年の花キャンバスのテーマは「エコでつながる花の表参道」
エコという壮大な???キーワード、そして、「つながる」を大切なテーマとして制作します。
今や何でもかんでもエコ。正直言ってエコという言葉が猛烈な勢いで世の中に溢れかえってしまっている現況では、エコはただのおべんちゃらのようにも聞こえるし…、この言葉を使うことはちょっとしんどかったりもするのですが、だからと言って、スローやサスティナブルやロハス…と言ったところでそれほどの違いも無いような気もして…。
エコって、なんとなく嘘っぽい感じがする…、とは言え、別にエコが悪いわけじゃない…、なんて意見も交わしながら、あれこれみんなで話し合い、結局、
真っ向勝負!


今年のテーマキャンバス のデザイン・イメージ↓ タイトルは「花曼荼羅」
6月には、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世も長野にいらっしゃることですし…
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花キャンバスに使用するチューリップの花弁は、球根用に生産されて刈り取られた花部分の花弁、いわば「リサイクル」でこれもエコ。
…そこでエコから繋げて考えてみると…
エコ→リサイクル→リユース→ゴミ→廃材→木の建物→善光寺→柱→森→間伐
…と多少無理やりな感もありますが、森で出る間伐材や木の枝を使った花キャンバスを考えることから始めました。
早々、2007年のテーマキャンバスのデザインを担当した、デザイナーユニット「ナナット」にも相談を持ちかけたところ、このナナットも参加する、“森と木と人とのつながりを考えるグループ”「森のわっこ」が協力参加してくれることとに。
なんと、最近長野市界隈に出没するなぞのロボット…木ロボ も登場します。
また、今年2月に開催された灯明まつり切り絵コンテストで大賞を獲得した、イラストレーターの小林野々子さんも参加してくれることになるなど、
なんだかまだまだ色々とつながりそうな気配です。

今回の花キャンバスの会場は、善光寺にほど近い、大門町交差点から大門南交差点までの間。参道片側車線を歩行者専用にして行われます。
テーマキャンバスは清水屋旅館さんの前から上、ぱてぃお大門の前まで。
そこで、これに連動する企画を立案。
「ぱてぃお大門」さんにもご協力をお願いし、参道で制作するテーマキャンバスと連動するインスタレーションアートの制作を計画しています。

このインスタレーションを完成させるためには、多くの方のご協力が欠かせません。
…と言うか、一人でつくるのはちょっと寂しいし。
どうか、皆様のご協力、ご参加をお待ちしております。


テーマキャンバス、インスタレーション制作に関するご質問は
カフェ・マゼコゼ の、小池マサヒサ までお気軽にどうぞ。

※インスタレーションアート?
オブジェや装置を置き、空間を構成・変化させることで、場所や空間全体を作品としてとらえる芸術表現の方法です。



以下、
“インスタレーションアート in ぱてぃお大門”の制作ボランティアの募集の概要です。

◆制作責任者は、小池マサヒサ です。
◆基本、手弁当のボランティアでお願いします。
◆制作予定期間:2010年4月25日~5月1日
◆制作作業の時間:午前6時30分頃~午前11時30分まで(午前中作業)を中心に行う予定です。
※作業期間がゴールデンウィーク期間中に重なるため、ぱてぃお大門内の交通の妨げにならないよう、作業時間は随時調整して行います。
◆5月1日は、午後3時~8時は、参道にて 花キャンバスの制作作業があります。
◆上記の日程、時間以外にも、材料調達などの作業があります。
◆簡単な作業がほとんどです。(枝を運ぶ、枝を持って支える、紐で結ぶ…など)
経験が無くても十分可能です。
◆制作開始から完成まで、約1週間を予定しています。
◆制作をお手伝い可能な日時、時間をご連絡ください。
 こちらで時間を調整したうえ、制作のお手伝いをお願いいたします。

皆様のご協力 
是非 お願いいたします。

インスタレーションアート制作についてのお問い合わせ
RIKI-TRIBAL(リキトライバル)
〒380‐0843 長野市長門町1076-2
カフェ・マゼコゼ 内
TEL&FAX 026-225-9380 (担当/小池マサヒサ)
E‐mail rikitribal@yahoo.co.jp


◆善光寺花回廊 花キャンバス事務局
〒380-0841 長野市大門町54 ぱてぃお大門
カフェ+まち案内 えんがわ内
TEL026-232-4178 FAX026-233-4366(担当/田川)
E-mail hanacanmail@yahoo.co.jp


インスタレーションの参考
東京・国立市にある商店街で行ったインスタレーション ↓ 現在も継続利用中。
材料は、国立市と親交のある、長野県朝日村の製材所で出た廃材。
この場所は、公団下にある商店街で長く空き店舗となっていたところ。
商店街活性化事業として、国立市+地元商店会+一橋大学が共同したプロジェクトとして3年間継続して実施した後、NPOに。現在はコミュニティーカフェ(大学生が主体運営する)、地元物産品の販売所、多目的貸しホール、NPO支援拠点、として利用されています。
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by cafe_mazekoze | 2010-03-25 20:19 | Artなこと | Comments(0)

出会ったコト・ヒト・モノ  額

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↑ Gerhard Richter "Merr"


もうすぐ知り合いの額屋さんのお店がオープンする。
とても楽しみ。
http://flatfile.exblog.jp
私は絵や彫刻を家に飾るのは大好きなので額は大事だと思うのだけど、額選びって結構難しい。
作品が何で描かれているか何で作られているかにもよるし、その土地の気候、湿度も勿論大きく左右する。
我が家にはGerhard Richter の写真の作品があるのだが、この作品は買った時からすでに額に入っていて、東京からこちらに引っ越すさいに一度売ろうと友達の画商に聞いたところ、Richterの写真だったらもちろん売れるけど状態を見せてと言うことで、見てもらったことがある。
しかし写真が額にくっついていて、それを修復するにはかなり大変ということで、家宝にしておきなよという話になり、今はマゼコゼの階段のところに飾ってある。
いろいろと教えてもらえそうな額やさん。展覧会もあるそうで楽しみだ。
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by cafe_mazekoze | 2010-03-11 23:37 | Artなこと | Comments(2)

土雛と娘の絵

今日はAさんたちと土雛を中野市に見に行く。以前から見たかった土雛。
中野市ではお雛様だけでなく土人形を総称して土雛と呼ぶようで、今月はいろんなお店のショーウインドーなどに土雛が並んでいる。
今日はしとしと雨の一日で人通りもまったくないと言ってもいいほどだが、ひっそりと?いろんなお店に土雛が並んでいた。
見ていたときは、なんとなく思っていた以上に地味な感じがしたのだが、家に帰ってきてから土雛のぼてっとした感じや表情が妙になつかしく、よかったな~と後から感じる。

そして、娘がもうすぐ春休みだからと学校から持ち帰ってきた絵を先程見せてもらったら、土雛のような、ぼってり感のなかなか素敵な1枚があった。焼き芋を掘っている自画像だそうで、なんだかかわいい絵だな~と、ほっこりする。

Aさんたちと一緒に小旅行楽しい1日だった。

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     ↑ 「ちょっと顔がこわい」と本人としては失敗作?
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by cafe_mazekoze | 2010-03-06 21:46 | Artなこと | Comments(4)

マゼコゼ発・日常彫刻

いつもcafeマゼコゼ日記をご覧頂き、ありがとうございます。

cafeマゼコゼは、昨年の11月末にオープンしてから3ヶ月がすぎました。
もともと、“超のんき者”な私たち。
色々な人々の協力や助け無しでは、全くやって行けてはいないと思います。ほんとうにいつもありがとうございます。今は正直なところ、日々の出来事や出会いにどうにか付いて行くのがやっと…といったところ。
ここまで本当によく頑張ってくれている妻は、ついに今日はダウン。
アワアワしている間に春はもうすぐそこまで来てしまっているし、長野に来てから早1年だし、真剣に考えなきゃなぁ…と焦りつつ、急には止まれない、変われない、自分にうんざりしながらの今日この頃です。

私(夫)は、皆様への感謝しつつ、そして自身の頭の中の整理も兼ねつつ、日頃…最近、私たちが何をしているのか?とか、どうしてcaféを始めたのか?とか、こんなことができたらいいなぁ…とかを少しずつ綴ってゆけたらと思っています。そこで今回は、RIKI-TRIBAL・小池マサヒサ←私が製作し、マゼコゼで販売も始めたモノの幾つかをご紹介したいと思います。

日常彫刻 「キ」・「テツ」
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上 「キ・クルミミ」:¥1800 下「キ・クルミヨ」:¥2400
材料はクルミ(旭山産)+鉄

「日常彫刻」とは、
気がついたことをメモするような感覚でつくる彫刻のような落書きのようなモノ。
時に、工芸品のようなカタチの時もあるけど、なんだか使い道のわからないようなカタチのものもあります。最近になってようやく、自分には量産ができない…ということを深く自覚しました。

…マゼコゼでは、薪ストーブを使っているのですが、今年の冬の薪は、主に親戚の山(芋井地区)で間伐した杉材で、+近所から出る雑木(梅や林檎やケヤキなどの剪定枝)なんかを使っています。
先日、「やばい!薪が底を尽きそうだ!」と焦っていると、父から「カタクリのそばの雑木を片付けて持ってけ。薪にしていいぞ」と言われ、雪解けを待って片付け。
私の父は、旭山の麓に群生するカタクリを保全するグループ(カタクリの会)加わっているのですが、そのあたりを掃除したり整備したりしたときに出た雑木の中にあったクルミの木を使ってつくったのが上の日常彫刻。このクルミの木は市内からも近い旭山で自生して育った木。近くにはまだ何本かクルミの木がありました。このクルミに実が付くのかどうかは未確認です。
家具材としても人気のあるクルミはもちろん薪にはなるけど、旭山産のクルミを長野市に暮らしながら使えるのはとってもいいなぁ…と思いながらつくったのがこの彫刻。

「これは何に使うんですか?」という質問は当然あるでしょうね。
…でも、気になさらずどうぞご自由に、あなたが感じるままにお使い下さると嬉しいです。
現在、マゼコゼにて展示販売中です。是非手にとってご覧下さい。
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「キ・クヌギヨ」¥2800
材料はクヌギ (芋井地区の山で育った木が板材になって長らく納屋の壁材として使われていたもの)
+鉄 


私の生き方を決定づけたのは美術の選択、そして彫刻という表現方法との出会いでした。
芸大に行きたい!と言って長野から東京に行ったのが18歳の時
「東京に行く」が目的だった私にとっては、美術も彫刻も目的を達成する為の唯一最善の方法というだけで、その選択が私のその後の生き方を大きく左右するというあたりまえのことを当時の私は全く考えてはいなかったような気がします。
でも私がその方法を唯一と思い込んだことには大きな理由がありました。
その理由は、修学旅行で行って見た、奈良・東大寺南大門の金剛力士像(仁王像)、そして、生まれ育った長野市・善光寺・仁王門の仁王像。この二カ所4体の彫刻像がそれ。a0162646_22351583.jpg
「俺もあれと同じ彫刻がつくってみたい」
と思ったのが東大寺の仁王さん。
…で、「おッ、そう言えば、こんな近くにも同じのがあるじゃね~か」…ってのが善光寺の仁王さん。
だから美術、だから彫刻なんです。
今だからこんな話もできるようになったけれど、なにせ当時、やんちゃな10代の頃の話しです。仏像に感動してるなんて照れくさくて。だから友達には胸の高鳴りを悟られないように、かなり下から目線で見上げていたからでしょうか?異様な迫力…という印象の東大寺南大門金剛力士像は鎌倉時代(1203年)の運慶作。一方、善光寺仁王門の仁王像は、高村光雲と米原雲海による合作で大正8年作。運慶が生きた時代と光雲が生きた時代には約700年の違いがありますが、高村光雲が運慶らによる鎌倉彫刻に強く影響を受けていたことは、善光寺仁王門の仁王像を見れば明らか。
まさか彫刻を…、美術を自分の生き方にするなんて考えてもいなかったあの頃。
「東大寺の仁王像は確かに迫力あるけどさ、でも善光寺の仁王像だって負けちゃいね~よなぁ…」と思いながら、善光寺の近くで生まれ育ったことが嬉しくもあり誇らしくも思ったものでした。
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by cafe_mazekoze | 2010-03-03 20:50 | Artなこと | Comments(1)

RIKI-TRIBAL Art


マゼコゼの夫こと小池マサヒサです。
マゼコゼのBlogの投稿は殆ど 妻・つねこさん にまかせっぱなしですが、でもどうせマゼコゼなんだから自分が書いたりするのもマゼコゼでいいかな?と思いつつ書いてみることにしました。
自分が書き始めると、くどい!長い!面倒臭い!そんなこたぁどうでもいい!…ってことになりがちなので、自分専用のつぶやき…ぼやき?Blogがあるのですが、もう何ヶ月も投稿はストップしたままです。
ほんと、いい加減です。
長野に居を移してもうすぐ1年。
なのに未だ机のまわりには、片付けもできていない書類も仕事も山になったまま。
こんな自分…。どう考えても、なんかの病に侵されているに違い無い…
ある人からは真面目に、「小池さんは絶対、脳になんらかのキズあると思うよ…」と言われたりもするのですが、こうなってくると、「そうかもなぁ」と心底思ったり、ちょっとは悩んだりもする今日この頃です。
そうは言っても、こんな私の頭の中と同様?マゼコゼはまぜこぜに展開して行く他無いかとも思いますが、
今後ともどうかマゼコゼとお付き合い頂けますよう、よろしくお願いいたします。

私たちが長野に来る以前、
東京では、PlanterCottageという場をつくり、そこを拠点に活動を展開してきました。
1999年に始まる、この場づくりは私と妻の二人のRIKI-TRIBAL名義による最初のアートプロジェクト。以来、私たち二人…RIKI-TRIBALの活動の根底には常にArtがあります。
私たちの活動を他者がArtとして見るかどうかをあまり気にしませんが、自分たちの出発点がArtであることはとても大切で今後もRIKI-TRIBALである以上は、そこが揺らぐことはないと思います。
マゼコゼという場づくりもまた、RIKI-TRIBALがPlanterCottageという場で出会ったコト・ヒト・モノとの関わりあいの中で考え、育んできたArtがあったからこそ始まったのだと思います。
このマゼコゼというアートプロジェクトはまだ始まったばかり。
私たちがマゼコゼという場づくりを進める上で、まず最初にcafeという要素を選択したのは、そんなArtを皆さんに知ってらいたいと思ったから…。
Artは日々の暮らしの中にあってからこそのArt
マゼコゼにとってのcafeは、そんなArtを発信できる唯一のメディアのようなもの。
かつて現代美術のギャラリストであった妻は彼女の視点で私たちに元気を与えてくれるArtを紹介しようかな?…と言っているので、そんなことも楽しみにしていて下さい。

…ということで、今回は私のお気に入りの音源をご紹介。
今年こそ、なんとかこの音色の鉄器をここでつくりたいと思っているのですが…。


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by cafe_mazekoze | 2010-02-18 00:17 | Artなこと | Comments(4)

出会ったコト・ヒト・モノ 花回廊

毎年長野市で5月のゴールデンウィークに行われる善光寺花回廊。
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  ↑ 2002年の長野善光寺花回廊「インフィオラータ」

今年は花回廊イベントの花キャンバスを夫の小池雅久が担当することになり、今日はマゼコゼにて、いろんなプランがとびかう。(笑)
そんな話を聞いて、思い出したのがイタリアの『インフィオラータ』。
イタリアの花回廊に、かつて出展していた作家エンゾクッキーのことを思い出した。。。

もう17年ぐらい前になるが、私が当時勤めていた画廊ではイタリアの作家を扱っていて、最後に私が出張で海外に行ったのがエンゾクッキーというアーティストが建築家のマリオボッタが作る教会に壁画を描くということで、それを見に行ったことがある。
イタリアのローマから飛行機でマリオボッタの生まれたスイスのルガーノに行った。
そして、マリオボッタの事務所を拝見して、そのあと教会を見に行った。
まだ、教会は工事中だったけど、エンゾの両手で何かをすくうような絵が見えた。
初めてのスイス、しかもルガーノ。教会はもうなんと言ったらいいか。。。というぐらい感動した。
エンゾクッキーは生粋のイタリア人らしく、私がイタリア語が話せないと知っていても、そんなことはどうでもいいというぐらい、イタリア語で思いっきり教会のことなど説明してくれたけど全くわからず。(笑)
でも、ただただ感動したのを覚えている。
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          ↑ 教会内のエンゾクッキーの壁画

教会から見る景色ももう何とも言えず。
モンテタマーロだったと思うけど、もうその時はイタリア語やフランス語やドイツ語がとびかい、英語でしか話せない私としては、いろいろ聞きたかったけど、ただ目にはいるものに呆然としていた記憶がある。

ちょっと笑われそうだけど、長野市に引っ越してきて少しルガーノに来たみたいと自分のなかでは思ったりすることがある。
ちょうど、今日花回廊の話をしていて、そのことを思い出した。

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          教会からの眺め
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by cafe_mazekoze | 2010-02-16 23:25 | Artなこと | Comments(2)