カテゴリ:マゼコゼなこと( 144 )

9月のある日。

娘の誕生日プレゼントに何がほしいかと本人に聞くと「犬」という返事。うーんどうしよう。。。と考えたものの、一応保健所や保護センターのHPを見て考えようと夫といろいろ調べることに。そして新潟の保護センターのHPに「里親募集」という記事があり、震災のあとたくさんの動物が保護されているという記事を見る。そして、まずはその保護センターに行ってみようと出かけていったのが2011年の9月。

その保護センターのHPには、「見に来ていただいて気にいった動物がいたとしても、里親希望された方の環境などを調べさせていただいてからお渡しすることになります。」と書いてあったので、まずは見に行くだけでもと出かけていった。車で約2時間走らせて到着した保護センターでは、たくさんの犬や猫がいて、スタッフのかたがいろいろ説明してくれた。そんななか、とても人懐っこいビーグル犬が一匹近づいてきた。「ブリーダーがこの子の母親を放棄して、ここに保護されて生まれた子どもです。」とスタッフのかたが説明してくれた。娘も夫ももう目がうっとり。私も可愛いと思ったけど、まあ今日は見に来ただけだし、いろいろまだ心構えができてないと思っていたところへ、スタッフのかたが「どこからいらしたんですか?」と聞いてきた。「長野市です。」と答えると「そんな遠くから。すぐ連れて帰ってもらえますから、心配なく」とその女性が言う。
「えー・・・」と心の中で叫ぶ私。
「何も持ってこなかったし。犬を飼うのも初めてでケージやリードもないし。。。」と言うと「近くにホームセンターありますよ。」とその女性の目がキラリ。
「えー・・・」と思っているのは私ひとり。娘と夫はホームセンターに行く気まんまん。

そして、やはり帰りの車には2ヶ月になるビーグル犬が一緒に乗っていた。
それからの私達の生活はかなり変わった。いや、変わったと思っているのは私だけかもしれない。人間だけで、ゆったりするという時間が極端にへった。

動物と一緒にゆったりする時間というものを得たけれど、人間だけという時間が極端に減った。いつも動物がいる。
そんなこと、これっぽっちも想像しなかった。我が家の犬ももう6歳。
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by cafe_mazekoze | 2016-09-18 17:49 | マゼコゼなこと | Comments(0)

RIKI TRIBALのワークショップ

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昨日、フリースクール「みんなのがっこう」のサマープログラム「アースバックハウスをつくろう」のワークショップがありました。
「みんなのがっこう」では、小池雅久が講師で今年度家づくりの授業を受け持っています。今回はがっこうの生徒さん親御さんだけでなく、サマープログラムとして外部からの参加も募るワークショップでした。
小池雅久の仕事の屋号RIKI TRIBAL。マゼコゼもRIKI TRIBALのひとつの事業としてずっと運営しています。RIKI TRIBALとして、いままでに子どもと一緒に何かを作るワークショップを100回以上は既にやっていると思うのですが、家や小屋、シェルター、基地などを作るワークショップは千葉のアンデルセン公園子ども美術館や岩手の森と風の学校など。長野ではそういえば、あんまり、いや全然やっていないなとふと昨日私も参加をしながら思っていました。

昨日は、アースバックをまずつくるところからやったのですが、シャベルで土のう袋に土をつめ、たぶん30キロぐらいの袋になったものを並べていく。そして、それをならして鉄線をひいていって、もう一段積んでの繰り返し。
子どもたちは、無心で土を袋に詰めていく。その姿が頼もしいと思うと同時に、みんながこんな感じで協力していろんなことができたら未来は明るいなと感じたり。

人が生きていくうえで大事なことってなんだろう?って、昨日のうだるような暑さの中もうろうとしながら考えた一日。
そしてまだまだ授業は続きますが、こういった公開のワークショップどんどんやっていきたいなと思った一日でした。
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by cafe_mazekoze | 2016-08-08 16:38 | マゼコゼなこと | Comments(0)

わらべうた

娘が1歳になる前のこと。
その当時、私は東京の国立市に住んでいて公民館の講座「心を育てる」という講座を受講していた。

今日ふとその当時のことをふりかえる機会があった。
ラジオ局のKさんが「わらべうた唄いの坂野さんと知り合いになったきっかけは?」と私に聞いてきて、「心を育てる」という公民館の講座を受講したのがきっかけだったなと思いだした。

「心を育てる」って、どういうことなんだろう?
体は何もしなくたってどんどん育っていくけど、心は育っていかないの?
反対に心が育たないってどういうこと?と、当時も思ったのを思い出した。

心が育ってないというのは、どういう状態をいうのだろう?、
そして、心が育ったという場合は、どの段階で育ったというのだろう?

「心を育てる」の講座は、子供とともに親も成長するというサブタイトルがあったような気がする。自分の子育ての中でのベースとなっているものを育ててくれた講座であったことは間違いなく、わらべうたもその一つであることも間違いない。
体の成長はある程度でストップするけど、心の成長はずっとずっとこれからも続くから、その手助けをしてくれるひとつが「わらべうた」かな。そんなことをラジオ局のKさんと話したあとに思った。

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by cafe_mazekoze | 2016-04-27 17:41 | マゼコゼなこと | Comments(0)

夏の夜

夏がやってきたと感じる昨日と今日。
長野の学校の夏休みは短い。来週半ばにならないと夏休みは始まらない。短いのは夏休みだけではなく、夏自体が短い長野。
毎年あれっ?と思うぐらい短い。
寝苦しい夜が始まって、だんだん慣れてきたかもと思う頃には夏は終わる。それが長野に暮らし始めて3年ぐらいしてからわかったことで、まだ夏は続いていると自分だけが思っていて気づいた頃にはすっかり秋だったという年がつづき、ちょっと悲しかった。その翌年からは夏を大事にしようと思うようになり、なるべく夏の夜は早く寝たくないと思うようになった。

そんなことだから、うたた寝も夏は増える。真夏の夜の夢じゃないけれど、ときどきこれは本当のこと?それとも夢?みたいなことが夏は増える。
先日、小とりの宿で夜の食事会。まるであれは夢だったんじゃないかって後から写真を見て思う。

アービングペンの写真やpicnic at hanging rock という映画のワンシーンみたいな光景が続いた夜。セミが脱皮して、羽の色がエメラルドグリーンに変わっていく瞬間。本当に綺麗だった。
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by cafe_mazekoze | 2015-07-20 23:38 | マゼコゼなこと | Comments(0)

春の訪れ

明日は娘の卒業式。卒業式が終われば娘は中学に入るまで春休み。春休みの宿題はないと思っていたら、ありました!(笑)
娘は小学校にあがるまでは東京暮らし。娘の小学校入学と同時に長野に引っ越してきたので、長野市生まれの夫を除けば娘も私も長野市暮らしはこれでまる6年たったということになる。

東京にいるときは、こんなに雪に触れる生活というのはなかったし、今日みたいに暖かい日でも家の中ではストーブたいているし、これほど冬らしい冬を過ごすような生活は長野市に引っ越してきてからだ。

春がこれほど待ち遠しいのも長野市に来てからだし、今日みたいにいい天気だと外に出たとたんまぶしくてまぶしくて、思わず暗い我が家の蔵の中にすぐ戻ってきてしまう。
まだ季節の変化に体がなれてないからだと思うけど、もぐらみたいだな私。

娘は卒業アルバムをもらって帰ってきたけど、まだ見せてくれない。自分の部屋でじっくり見ているようだ。
時々、聞こえてくる鼻をすする音。
まさかアルバムを見て泣いているのでは?と思ったけど、どうやら花粉症がひどいだけだった。(笑)

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造形教室「土くれ」野々子先生が作ったヒンメリは時々キラキラ光って本当に美しい
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by cafe_mazekoze | 2015-03-17 17:48 | マゼコゼなこと | Comments(0)

3月

娘の卒業式が近づいてきて、ちょうど6年前の3月23日に東京から長野に引っ越してきたんだったと思い出す今日この頃。
今住んでいるこの土蔵は、あるお店の倉庫として使われていた土蔵で、引っ越してきたときは窓ガラスもなく扉もなく、あるのは鉄の扉と木戸。そしてキッチンもなく、お風呂もなく、トイレだけ夫がなおして、いざ生活が始まった。キッチンも、しばらくキャンプ道具で料理。カセットコンロで6ヶ月間過ごし、お風呂は近所のお風呂やさん。それでも4月頭には娘の小学校の入学式があり、しかも善光寺さんの御開帳もありと、家の中と外の華やかな景色とのギャップがすごかった。木戸を閉めると当然ながら朝日は入ってこないので、毎朝、娘を起こすのも大変だった。あれからまる6年がたった。ここ門前の町の様子はがらりと変わり、当時のさびれた雰囲気はもうあまりない。町って急速に変わるんだなと実感する。町が変わっても自分はあんまり変わってない気がするのだけど、マイペースというのも大事なことだと最近は思うようになった。これって、へんくつ街道まっしぐらって感じなんだろうか?ちょっとしたおぼえ書き。
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by cafe_mazekoze | 2015-03-15 23:14 | マゼコゼなこと | Comments(0)

たとえば

たとえば、こんな本読みたいたなーと思うと、Value Booksさんが持ってきてくれた本棚のなかにそれがある。「マゼコゼ向きの本持ってきましたよー」と言ってくれていたけど、ほんとにすごい!昨日、知り合いのKちゃんが岩手のタイマグラの宿の話をしていたあとに本棚見ると「タイマグラ通信」という本がありました。
欲しい本ばかりですが、買い占めるわけにはいかないので我慢してます。面白い本いっぱい売ってますよー。マゼコゼぜひ見にいらしてくださいね。
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by cafe_mazekoze | 2015-02-18 16:02 | マゼコゼなこと | Comments(0)

TLUD

今朝は久しぶりにTLUDで夫がお湯を沸かしてくれてコーヒーを入れてくれた。TLUDでお湯をわかすのも余裕がないとできないもので、このところずっとできずにいた。
2月は毎年あれやこれやと忙しいけれど、今年は思いもかけず大雪で雪かきに時間を費やすこともあり、雪国に住んでいるのだとあらためて実感。
いま展示しているne-sunの作品はおもにヨーロッパの軍用毛布を使って作ってあるので、見ているだけでもちょっとした旅行気分。なんとなく東欧の香りがして、まだ一度も行ったことのないハンガリーへの想いをはせる。ハンガリーという国、自分の中では決して裕福なイメージはないのだけど、ちょっと暗い感じと温かみ、どこか懐かしい心ひかれるものがあるのは、わらべうたと同じ。ゴダーイもハンガリーだもんね。ne-sunの作品&わらべうた、どちらも好きな理由は同じ。
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by cafe_mazekoze | 2014-02-18 23:43 | マゼコゼなこと | Comments(0)

今年もよろしくお願い致します!

今年は午年。
十二支のお話を娘が小さい頃に絵本で読んで、十二支の中に出てこない猫という動物がネズミを追いかける理由がうまく話されていて、そうかと納得したのを憶えているけど、私は十二支の中では午が一番好きかも知れない。午年生まれでもないのだが、そのシルエットがかっこいいなと思うので午年というとなんとなく嬉しい。

今年マゼコゼは6日からオープン。
1月は引き続き高山宗久さんの焼き物をマゼコゼ2階にて展示中。
そして、22,23日とわらべうた。27日は門前蔵サロンの善光寺と門前町の歴史の勉強会がある。
こういった勉強会をほそぼそとではあるが3年、4年とやってきている。講師の方々と参加者さんがいるお陰でつづけてこれている。本当に嬉しいことだと思う。
なるべく長くつづけていきたい勉強会。今年もよろしくお願い致します。

1月3日 マゼコゼ店主 小池つねこ

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夫作 アイヌ式?しめ縄
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by cafe_mazekoze | 2014-01-03 00:14 | マゼコゼなこと | Comments(0)

今年もありがとうございました!

今年、長野市は早くから雪が降って冬らしい12月。

長野暮らし5年目に突入した私は、今年はいろんな面で長野に暮らしているからこういった経験できるんだなと思うことが多い。
先日も頂いた鹿肉が冷凍してあったので皆で料理をして食べようということになった。

そんな機会も長野市に住んでいるからできるのだが、ちょうどその日の昼間、マゼコゼに来てくれたメンバーで長野市街地への野生動物の出没の話から始まって猟友会の現状、野生動物の急激な増加にもかかわらずハンターは少なくて、獲物を捕獲したものの解体保存する作業は大変な上に、調理して食べるまでにたどりつかないことも多いという事実をいろいろと話していた。

そして、夕方から頂いた鹿肉と猪肉を皆で調理して食べる運びとなった。

先月、娘は鹿肉を初めて食べて、その美味しさに驚き「松阪牛より美味しかった。」と言っていた。松阪出身の私は「そんなに美味しなんて・・・」と驚きを隠せなかった。

そのとき鹿肉を持ってきてくれたのはワイルドライフサービスの後藤さん。
後藤さんは「たあくらたあ」(信州発産直泥つきマガジン)にずっと野生動物について連載している方だが、彼が書いた「たあくらたあ」(信州発産直泥つきマガジン)Vol.23に載っている文で・・・「野生動物の肉をおいしく食べようとする努力とは、必然的に彼らの生き様、死に様に思いをはせる事であり、死んだ彼らの魂に寄り添うことなのだと思います。「肉を食べる」という行為はそういう意味であり、そこを知ってもらうためにもBSCNの活動に力を注いでいきたいと考えています。」
(BSCN(Bear Smart Community Nagano)とは、、野生動物と折り合いをつけ、この日本(長野)において、永続的に野生動物と人間が共存していける社会を作りあげることを目的とし、活動している団体。)
・・・の言葉が頭に浮かんだ。

以前この文章を読んだときは、まだピンとこなかった私だが、昨年あたりからお婆ちゃんの家にいくと鹿の鳴く声が聞こえたり、長野駅に熊が現れたり、知り合いから鹿肉や猪の肉を頂いたりと、野生動物が自分にとってだんだん身近となってきた。
野生動物と人間が共存していける社会とは?と考えながら、みんなで調理をした鹿肉と猪肉をいただいた。
長野暮らしがちょっとは板についてきたかなと感じる今年の12月だった。
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by cafe_mazekoze | 2013-12-31 00:19 | マゼコゼなこと | Comments(0)